直感に従ったらうまくいった。
そんな経験、ありませんか?
これから話す事は、あくまでも私の考えです。
理論と直感は、対立じゃない。
「理論」と「直感」
一見、正反対にあるように見えるこの2つ。
でも私は、これらは密接につながっていると感じています。
直感には、ちゃんと理由がある。
私たちは日々、「なんとなく」何かを選んでいます。
でもその“なんとなく”の裏には、
実は自分の価値観や経験が積み重なった理由があると思うのです。
私の場合は
・仕事 → 面白そう、楽しそう、ラクもできそう
•結婚相手 → 面白い、楽しい、一緒にいてラク
•友達 → 面白い、楽しい、話が合う、一緒にいてラク
若い頃の私は、直感だけで選んでいた(つもり)でしたが、
振り返ってみると、いつも同じ価値観(面白い、楽しい、ラク)が選択の軸になっていました。
つまり、直感=本心から求めているものだったんです。
だからこそ、自分の選択に違和感がなかったんだと、納得できます。
直感は、経験に裏打ちされたセンサー
直感とは、これまでの経験・価値観が蓄積されたセンサー。
だから私は、直感に従うことは、自分の「深い理解」に従うことだと思っています。
そして、直感で選んだことがうまくいったとき。
その成功体験が脳に刻まれ、さらに直感は磨かれていく。
直感の鋭い人は、生まれつきではない、自分で磨いていくんだと考えています。
反対に、自分の心を無視し続けてしまったら‥
自分の人生を生きている感覚がなくなってしまうかもしれません。
直感を信じることは、自分の人生に自信を持つことにもつながります。
ピアノの演奏も同じ
ピアノでも「なんとなく綺麗」「心に響く」と感じる演奏には、
実はちゃんと理論的な根拠があります。
• なぜここで間を取るのか
• なぜこの音だけ強調するのか
• なぜこのテンポ感が心地よいのか
奏者や指導者が、無意識にではなく「なぜこんな演奏をするのか、意識して弾けるようになる」ことで、
演奏はどんどん深く、伝わるものになっていくのだと思います。
感性と分析。どちらも大切。
直感だけではふわっとしてしまう。
理論だけでは味気なくなる。
直感には、理論という土台が必要で
理論には、直感という感性が必要。
この両方が揃ったとき、
人生もピアノも、もっと味わい深くなるのではないでしょうか。
まとめ
“なんとなく”という感覚。
今日、ぜひご自身やお子さんと向き合ってみてください。そこにこそ、人生の宝物のような価値観が隠れているかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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